医療法人財団 健和会 柳原リハビリテーション病院

お知らせ・イベント情報

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開院一周年記念「七夕のつどい」が開かれました!
ロックソーランで会場がひとつに!
ロックソーランで会場がひとつに!
 7月1日(土)午後2時より柳原リハビリテーション病院開院1周年記念行事「七夕のつどい〜柳原で年に一度の再会を〜」が開催されました。
この一年間、入院生活の場では、時には利用者同士が励まし合いながらリハビリをし、あるいはご家族同士の交流が生まれました。スタッフの関わりの中でも、たくさんの信頼関係が生まれ、時には厳しいご指摘をいただきながらご利用者から多くのことを教えていただきました。そのような中から、この1周年行事はこれまで柳原リハ病院を「卒業」されていった方々が今どのような生活をされているのかを私たちが改めて教えていただく機会とし、そして入院中ともにリハビリに励んだ利用者やご家族の再会・交流の場として企画されました。
 これまで柳原リハ病院を退院された方(約450名)にご案内の手紙をお出ししたところ、実に60名を超える方から出席のお返事をいただきました。当日は空模様がはっきりしない中、ご家族・ご入院中の方を含めて200名を超える方が参加され、スタッフを含めたそれぞれの参加者が再会を喜び、近況を報告し合うなど、さながら「同窓会」の雰囲気に包まれました。
 当事者による「リハビリテーションと介護を語る」時間では、ご利用された方とご家族の立場からお二人の方にご発言いただき、入院当時から現在に至るまでの苦労や想いを語っていただきました。「できない」とあきらめずに、利用者自身が新しいからだや生活にどのように向き合い、またできる能力の可能性を利用者・スタッフの協同でともに考えリハビリに励んだことなどが語られました。
 職員からの出し物では、総勢18名によるロックソーラン節が披露され、会場では踊りだす方も見受けられるなど盛り上がり、また、初結成の職員バンドは見事な楽器演奏を披露し、「瀬戸の花嫁」では会場中が歌声で包まれ、涙ぐむ方もいるなど感動的な一幕となりました。
 開院一周年を記念して行われた今回の行事の副題は「柳原で年に一度の再会を」。早速、利用者からは来年の再会を期待する声が寄せられています。「住み慣れた家・地域に帰るための援助」。そのことにこだわってきた一年間の成果が、今回の七夕のつどいでの利用者の声や表情に表れています。一方で、自宅には帰れず施設等へ転院された方など、今回参加できなかった方の様々な事情や背景を改めて振り返ることも必要だと考えさせられました。この七夕のつどいが来年以降も開かれ、利用者のことや私たちの援助のことなど、様々な振り返りの場となることを期待しています。