医療法人財団 健和会 柳原リハビリテーション病院

当院について

病院からのあいさつ

病院からの挨拶

医療法人財団 健和会 柳原リハビリテーション病院

柳原リハビリテーション病院(100床)は2005年4月に開院しました。私たちのルーツである柳原診療所が柳原神社の境内に設立されてから60年以上、この柳原リハビリテーション病院が今建つこの敷地に旧柳原病院が開院してからも45年以上の歴史があります。

この間足立区柳原・千住の町(柳千地域)で、往診や訪問看護に力を入れる在宅ケアを開始し、柳原病院を中心として急性期医療と在宅ケアをつなぐ医療・介護・福祉のネットワークつくりを行ってきました。現在この地域に30の事業所と500人以上のスタッフで活動しています。

地域の開業医の先生や病院、急性期病院や専門病院との連携をさらに深め、高齢の方、重い障害をおもちの方、厳しい社会経済的条件の中にいる方、いままでリハビリテーションを十分に受けてこられなかった方、なによりも早く良くなりたい方、どのような方でも入院ができるように受け入れを検討いたします。

福祉用具や装具の適応を考え、社会制度を最大限活用し、リハの適応のない方はいないという観点から、地域の皆様に役立つリハ病院であり、同時に専門性も高めるべく追求していくことがこの病院の使命です。

差額ベッド代をいただかない方針は今後も変わりません。

医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、薬剤師、栄養士などの専門職に加え、リハビリテーション医療では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などセラピストの果たす役割がとりわけ大きいのは当然です。セラピストをはじめとする専門職の養成、研修にも大きな力を入れていきます。私たちには医師研修や看護師研修については長い経験がありますが、専門性を高めることのみではなく、社会にも目を向ける力が大事と考え、育成、研修に取り組みます。

私たちは地域で暮らす方たちが十分な医療を受け、平和で幸福に暮らすこと、住み慣れた所でより豊かに暮らし続けられるようまちつくりをすることを目指しています。

あらゆる活動は社会への観点が重要です。今まで、「みさと健和病院憲章」「柳原ネットワーク宣言」「患者の権利宣言」を、患者さんとともにつくりあげてきました。その活動の中で日本国憲法の大切さを知りました。今後も病院つくりやまちつくりの活動の中に、日本国憲法を学び、生かし、深めていきます。

柳原リハビリテーション病院 院長